
ハンドグラインダーは、別名「ミニグラインダー」や「ミニルーター」と呼ばれています。手でこするヤスリの電動式タイプと表現したほうが分かりやすいかもしれませんね。細めの胴体を握ってペンのように使える精密タイプの工具になります。ハンドグラインダーはペンのようですが高速回転によって周速度と研削能力を確保している優れた工具です。
目次
失敗しない!これだけチェック!
それではまず、ハンドグラインダーの選び方についてご紹介します。材質やデザインなど、しっかりと要点をおさえて商品を選んでいきましょう。
種類|ペンシル型や卓上型等様々な種類があるので、持ちやすいものを選ぼう
ハンドグラインダーにはさまざまな種類があります。また、ハンドグラインダー選びで一番大切なのは、その種類選びになります。例えば、今はやりのガラス面に名前や模様を掘る作業には、ペンシル型のハンドグラインダーが最適です。一方、卓上型は日曜大工などで使っている刃物を磨くための工具になります。
連続使用時間|長時間使用したい方は卓上型がおすすめ
ペンシル型のハンドグライダーは、細かいところでも削れますし、使い勝手はいいですし、コンパクトだから手軽に使えますし非常に重宝します。ただ、ペンシル型のハンドグライダーはその小ささゆえに、連続して使い続けるとすぐに熱を持ってしまい、持っている手まで熱を帯びてきて危険です。ですから連続して使う場合は、卓上型がおすすめです。
回転数|研磨の場合30000/m以上がベター、木材等では5000程度あれば十分
回転数は、削る対象のもので変わってきます。例えば、プラスチック模型でプラスチックを切断する場合、回転数が多すぎると、摩擦熱で溶けてしまうような事態になってしまいます。ですからプラスチックや木材の場合、5000程度がベストです。一方、鏡面研磨などでは、30000/m以上がおすすめです。
電源供給方法|自分の作業環境を考えて、充電式かコード式かを選ぼう
これは電化製品を利用する際の基本中の基本でしょう。充電式はどこにでも運べて、使い勝手がいい分、長時間使うことには適していません。一方、コード式は、長時間使うことに適していますが、場所が固定されてしまい、不便です。少しの間だけ使うのか、長時間使うのかによって、ハンドグラインダーを選ぶことも注意点の一つなのです。
マキタ ミニグラインダ

工具業界では非常に知名度が高いマキタのハンドグラインダーですから、性能に関しては全く問題ありません。例えば、コード式なので長く使用しても、熱を持たないので、安心して使い続けることができます。また長時間使い続けるには、重量がポイントですが、1000gを切る軽さなので、手も疲れにくいです。
イチネン ミツトモ 二段変速ディスクグラインダー

イチネン ミツトモの二段変速ディスクグラインダーは、細くて持ちやすくスリムボディが特徴なだけではなく、価格もお手頃で、素材や作業に合わせて回転速度を変えられる、変速型のディスクグラインダーです。初めての卓上グラインダーとして、おすすめの商品になります。例えば、家の柱の錆落としなどにも、軽くて持ちやすいのでぴったりです。
Panasonic(パナソニック) 充電デュアルディスクグラインダー

パナソニックのディスクグラインダーの特長は、高付加作業で電池が高温になる前に、電力供給をストップすることでしょう。また、ランプ点灯で高温を知らせてくれる優れものです。なお電力供給がストップしても、温度が下がってスイッチを入れ直せば復帰可能。また、電池を使いきる前に電力供給をストップします。
RYOBI(リョービ) スリムグラインダ

リョービのスリムグラインダは、軽量・極細ボディなのに、10mm以下の鉄筋の切断も可能な、優れものです。特徴としては、「重心位置の最適化で細かい作業ができる」ことと、「多羽根ディスクを標準付属している」ことでしょう。また、電源コードが2.5mと他のハンドグラインダーと比較しても長いため、使いやすいと思います。
日立工機 電子ディスクグラインダー

日立の電子ディスクグラインダーは、モーターにカーボンブラシを使用していないため、カーボンブラシ交換のメンテナンスの手間もなく、製品ライフサイクルの大幅向上を実現しました。あと、スイッチがONの状態で電源プラグをコンセントに差し込んでも動作しないため、不意の事故を防止。また起動時の反動を抑えて、作業を快適にします。
高儀 EARTH MAN 変速ディスクグラインダー

高儀のEARTHMAN変速ディスクグラインダーは、変速ダイヤルでディスクの回転スピードの調整が可能でしっかり握れるスリムボディ。しかも木工の面取りや下地磨きはもちろん、金属の研磨やバリ取り、刀研ぎにも最適なディスクグラインダーになります。また補助ハンドル付きですが左右に付け替え可能で便利です。
マキタ ディスクグラインダ

マキタのディスクグラインダーの特長は、「永く、強く使い続ける」ことができるということです。具体的には「高耐久&ハイパワーモータ搭載」で「高効率な冷却構造」、「握りやすい細径スリムボディ」などが挙げられるでしょう。家の外装や古くなったゴルフクラブを捨てるための切断用など、使い方も色々できて便利です。
SK11(エスケー11) ディスクグラインダースタンド

切断機に早変わりします。DIYをされている方ならば、自分でディスクグラインダースタンドを作ろうかと考えるかもしれません。しかし、実際取り掛かろうとしても、なかなか大変なことでしょう。こちらのスタンドは価格もお手頃で、お手持ちのハンドグラインダーをさまざまな素材を切断できる安心・安全な切断機にすることが可能です。
E-Value(イーバリュー) ディスクグラインダー

2980円という価格で、:研削砥石36P・ロックナットレンチ・サイドハンドル・予備カーボンブラシが付いているのはすごいと思います。用途も「金属の切断、木材・金属の研磨、サビ落とし、塗装落とし作業」に最適とあり、一通りの作業ができるようになっています。おすすめの使い方は、一般ごみとして出すためにタンスを解体することです。
BOSCH(ボッシュ) ディスクグラインダー

特徴も挙げきれないほどあり、まず「620Wハイパワーモーター」で金属はもちろん、コンクリートの切断も快適にできます。さらに、ヘッドが4方向に向きを変えて固定できるので、いつでもどこでも安全に使うことができます。さらに安全性を考慮し、スイッチを入れるときは、2段階、切るときはワンタッチでスイッチをオフにする優れものです。