
今回は木材を使った日曜大工などの際だけでなく、プロの職人さんの高所作業や鉄筋加工の際にも使用される墨つぼ選びのコツを紹介していきます。
墨つぼを使えば、一人でも、大きなものに直線や曲線がきれいに使うことができます。
初めて使う方は特に、安全機能などにも注目しながら、使いやすい墨つぼを選んでくださいね。
目次
失敗しない!これだけチェック!
さて、いよいよここから墨つぼの人気ランキングを紹介していきます。
どんな商品にどんな特徴があるのかポイントを押さえながら見ていきましょうね。
糸を押さえる部分|押さえる面積が多い、斜めカットが安定しやすくておすすめ
高所などの押さえにくい場所で作業する方や、初めて使用する方は、糸の押さえが難しい場合があります。
糸がきちんと押さえられていないと、当然ながら正確な線が引くことができません。
そんな場合に、先端が斜めカットされているものを選ぶと、糸押さえが安定し、簡単に作業できます。
便利な機能1|内部の糸を交換できるタイプは経済的でおすすめ
大体15m~20mくらいの糸が内蔵されていますが、何度も墨打ちしていると劣化してしまいます。
また、時には糸が切れてしまう場合もあります。
糸交換できないものだとそこで買い替えになるので、長期間にわたり使用する方は、中の糸を交換できるタイプを選ぶことで、コストカットすることができますよ。
便利な機能2|糸を自動で巻き取ることができる自動巻取機能があるとなお良し
一度線を引き、糸を出した後に巻き取る方法にも、手動タイプと自動巻取りタイプとがあります。
手動タイプだと、いちいちリールで巻き取らなくてはならないので少し手間がかかりますよね。
その点、自動巻取り機能の付いた商品を選ぶことで、作業時間がぐんと短縮され、楽になります。
糸の太さ|最も一般的なのは6mm、はっきりとした線を書くなら1mmタイプ
糸の太さとしてもっとも一般的なのが0.6mmです。
0.6mmでも十分に線を引くことは可能ですが、よりシャープな線を引きたい場合、もっと細いものを選ぶとよいでしょう。
0.1mmのような極細のものもありますが、その中間の0.4mmなどの商品もありますので、チェックしてみてくださいね。
タジマ パーフェクト 楽つぼB

自動巻取り式なので、ワンタッチで簡単に使用することができます。また、逆転防止機能も付いているのでバネも切れにくいです。巻き取り時に、針先から飛んでこないように、パーフェクト楽カル機能が標準装備されているほか、カルコが安全に収納されるよう、自動減速機能も付いており、安全に使用することができます。
シンワ測定 ハンディ墨壺

サイズがコンパクトなだけでなく、トリガー型なので握りやすく使いやすいです。トリガーを引かない限り、巻取りがスタートしないので万が一カルコが抜けても、不意に飛んでくるようなことがないので、安全に使用できます。自動巻取り機能も付いているので、素早く作業できます。
タジマ パーフェクト墨つぼ

従来品の36倍の耐久性のある、タジマ特製の「剛糸(つよいと)」を使用しているので、糸が切れにくく、長く使うことができます。糸の交換も可能ですし、本体はフルオープンにすることができるので、メンテナンスも簡単です。ポイントカルコを標準装備しているので、針が飛んでくることもなく安全に使用できます。
シンワ測定 ハンディ墨つぼ Jr. Plus

糸の太さが0.4mmと細めなので、よりシャープなラインを引くことができます。タッチ式のガイドで、なおかつ先端が斜めにカットされているので、押さえも簡単で、隅まで墨打ちすることができます。ゴムパッキン付きの密閉タンクなので、隅漏れを防ぐこともできます。安全カルコ付きで、針先で怪我をする心配もありません。
SK11 墨つぼ

7m自動で巻取り機能がついており、作業中のわずらわしさを軽減してくれます。糸は交換できるタイプで、フルオープンになるのでメンテナンスも糸交換もしやすいです。15mという平均的な容量にも拘わらず、価格が安いのが魅力的です。機能的には至ってシンプルなので、墨つぼに慣れた方におすすめかもしれません。
タジマ パーフェクト墨つぼ

糸の長さが20m、墨つぼタンクの容量が30mlと、容量が大きいのが特徴的です。長時間にわたる作業に向いているかと思います。また、多箇所にゴムパッキンを使用しているので墨漏れを防ぐだけでなく、墨の乾燥を防ぎ、長期間使うことができます。つぼ部が回転する首振りタイプで、使いやすいです。
大五郎 源氏鶴亀 PC墨坪

鶴と亀をモチーフにした凝ったデザインのプラスチック製の墨つぼです。機能的には非常にアナログで、昔ながらのシンプルな墨つぼです。巻取り方式もリールを回す手動タイプです。つぼ綿とカルコはついており、持ち運びの際に針が刺さる心配はありませんので安心して使うことができます。
タジマ タジマパーフェクト墨つぼ

従来品よりも、糸の墨含みが良くなるように設計された綿押さえ機構が採用されており、色濃く墨が付きます。H型つぼ綿で、ゴムパッキンも使用しているので、墨漏れもしにくく、作業がはかどります。ボディはフルオープンタイプなので、メンテナンスも糸交換も簡単で、長く使うことができます。
シンワ測定 墨枝

スタイリッシュな木目調の墨つぼです。見た目だけでなく、糸の長さは18m、タンク容量は80mlと、かなり大容量タイプなので、長時間の作業にも適しています。墨の打ちはじめなど、薄くなりがちな時も、墨付けボタンを押しながら糸を引くことで、はっきりとした線を引くことができます。
シンワ測定 ハンディ墨つぼ Jr.Plus

タンクには新ロック機能を搭載しており、墨もれしにくい設計になっております。ナスカン対応のフック穴がついており、落下防止コードをつけることができるので、高所での作業時などにも楽に使うことができます。また、糸ガイドもワンタッチ式なので、スムーズに、そして簡単に作業することができます。