
ワイヤーを切る時など工事やDIY等に欠かせない工具がニッパーですが、様々な種類があり、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。どんなニッパーが良いかは、何に使うのかも重要です。今回は、ニッパーの選び方とおすすめの人気商品をランキング形式でご紹介します。
目次
失敗しない!これだけチェック!
ではまずニッパーの正しい選び方から解説します。大きさや種類、刃の形状などから使いたい用途に合わせて選びましょう。
サイズ|太めの線を切断するなら大きめのものが疲れにくい!
ニッパーのような握って切る道具は大きい方が楽に切れるため、太めの線を切るなら大きめのニッパーのほうがおすすめです。標準は150mmですが、もっと細かい作業ができる125mmから太い線も楽に切れる200mmまで幅広く売られています。切りたいものの厚みを考え、それに対応しているかどうかを確認してから購入しましょう。
種類1|配線コードには「精密ニッパー」、鉄線や銅線なら「銅線ニッパー」
配線コードの切断など細かな作業が必要となる場合には、ヘッド部分がコンパクトで刃も薄く小さい「精密ニッパー」がおすすめ。硬さのある鉄線や銅線なら「銅線ニッパー」で切断しましょう。また、ハンドルに対して斜めに付けられた鋭利な刃を持つ「斜めニッパー」は、ビニールコードの被膜もむけるので、電子工作に向いています。
種類2|プラスチックには「プラモデル用」、釘なら「エンドニッパー」
「プラスチックニッパー」は、その名の通りプラスチックを切るのに特化したニッパーなので、プラモデルの作成などにおすすめです。見た目は精密ニッパーにも似ていますが、プラスチック専用なので金属は切れないものもあります。特徴的な形をした「エンドニッパー」は、釘の頭を切断して見えなくする「隠し釘」や彫金作業などに向いています。
刃の表面形状|切れ味抜群の「ラウンド刃」、切断面が綺麗な「ストレート刃」
ニッパーは刃の表面の形状でも切れ味や仕上がりが異なります。「ラウンド刃」は、やや丸みのある表面で切れ味抜群。「ストレート刃」は、切断面が平らで綺麗に仕上がるため、プラスチックニッパー等に多く採用されています。それぞれの特性をしっかり理解して、使いやすいものを選びましょう。
ゴッドハンド メタルラインニッパー

切断した金属線の断面はフラットで美しく、スケールモデルの作成用として申し分なし。刃の先端側半分と根本側半分で刃付けを変える「ハイブリッドエッジ」により、刃の場所によって切断できる金属線の太さが変わります。先端側なら0.5mm以下、根本側なら2mmまで対応しており、これ1本でディティールアップの効率がグンとアップします。
テンヨー メタナノ専用ツール ニッパー

レーザー加工を施したメタルシートを取り外し、曲げたり折ったり差し込んだりして作るハイクオリティなミニチュアモデル「メタリックナノパズル」。メタリックナノパズルを販売している「テンヨー」社が開発した、メタナノ専用の高品質ニッパーです。メタルシート用の鋭い刃と握りやすいソフトグリップで作業がサクサク進みます。
ゴッドハンド ブレードワンニッパー プラモデル用工具

片刃ニッパーの入門編とも言えるプラスチックニッパーで、プラモデル用に最適。ゲートを二度切りすることができ、切り残しのないキレイな断面を実現させることができます。刃先は「開き過ぎ防止ピン」を採用しており、バネが外れてしまうのを防止してくれるメリットも。また、刃が折れるのも伏せぐ「刃折れ防止ストッパー」もついています。
タミヤ クラフトツールシリーズ No.1 精密ニッパー

刃の部分を薄く仕上げ、ランナーとパーツの隙間が少ししかないようなところにもスッと滑り込んで素早くカットできる、プラモデル用の精密ニッパーです。特殊合金鋼を用いた刃には高周波焼入れ処理が施されており、断面の美しいシャープな切れ味を実現。グリップもゾルコーティングされているので滑りにくく、ストレスフリーで作業できます。
ゴッドハンド ケロロニッパー プラモデル用工具

「ゴッドハンド」のキャラクター「ニパ子」と、人気アニメキャラクター「ケロロ軍曹」のコラボレーションから生まれたケロログッズのプラモデル専用ニッパー。本体にケロロ軍曹の顔が刻印されたニッパーは、見ているだけでも楽しい気分にさせてくれます。勿論耐久性や切れ味、使いやすさも申し分なし。プラモデル初心者におすすめです。
タミヤ クラフトツールシリーズ 先細薄刃ニッパー

部品とランナーゲートの隙間が少ない細かなパーツも切り出しやすいと評判の「薄刃ニッパー」を、さらに進化させたのがこちら。薄刃に加え、先細形状に仕上げることで、より細かな作業も可能になりました。切れ味も抜群で最小限の力で滑らかな切り口に切り出せるため、余計な凸凹が起こらず組み立てやすいのも特徴です。
キロネクス プラモデル 工具セット ニッパー ヤスリ

これからプラモデルを始めるので手ごろな工具セットが欲しいという人におすすめの、ニッパー・ダイヤモンドヤスリ×3・ピンセットの5点セット。初心者でも扱いやすい標準性能のニッパーが入っているため、扱いに慣れる用としても最適。慣れてきたら薄刃ニッパーを買い足すのも良いですね。
タミヤ モデラーズニッパー アルファ

プラモデル初心者が「もうちょっと使いやすいニッパーが欲しい!」と思い始めたなら、こちらのニッパーがおすすめです。低価格ながら切れ味は良く、薄い刃先がピッタリ合うため切断面もキレイ。刃の先端は細くなっており、細かいパーツにもスッと入り込んで切り落とすことができます。
ゴッドハンド アルティメットニッパー5.0

抜群の切れ味と美しい「究極の切り口」が特徴のゲートカット専用ニッパー。これを実現させているのは、研ぎ澄まされた超薄型切刃を使った「片刃構造」で、まるでデザインカッターでスパッと切ったような滑らかで美しい切断面に仕上がります。プラモデルを塗装せずに仕上げたい場合にもおすすめです。
タミヤ タミヤ クラフトツールシリーズ 薄刃ニッパー

艦船モデルのマスト部分のような細かいパーツカットにも対応できる、シャープな先細薄刃のニッパーです。切れ味も抜群で、軽い力でも滑らか。鋭い刃がパーツをスパッと切り落としてくれます。グリップは特殊ゾルコーティングで仕上げられており、握りやすく、手にしっくりと馴染みます。